大藏山光明寺(だいぞうざん こうみょうじ)は開山以来620年の歴史を持つ曹洞宗の禅寺です。
1800年頃に江刺郡(現在の奥州市江刺区岩谷堂)の筆頭寺院として定められてからは、
名実ともに地域の信仰の拠点として平成の時代の平安を祈っております。
名称 | 山号 大藏山(だいぞうざん) |
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寺号 光明寺(こうみょうじ) | |
宗派 | 曹洞宗(そうとうしゅう) |
所在地 | 〒023-1117 岩手県奥州市江刺区南町8-17 |
創建 | 応永3年(1396年) |
本尊 | 釈迦如来坐像 |
法人後の光明寺
昭和27年 | 宗教法人法の制定に伴い、当寺は同年11月1日、県知事によって認証され、法人組織となる。 |
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昭和29年 | 新しい梵鐘が完成し、納められた。 |
昭和31年 | 庫裡の屋根を改修し、49年には表参道の改良工事を行う。 |
昭和57年 | 本堂の屋根改修工事のほか、庫裡、土蔵、付属建物などの補修工事も併せて施工された。 当寺としては、過去最大規模の工事であり、格地寺院に相応する寺容が整えられた。 |
平成8年 | 光明寺吉祥講創立110周年記念。 |
平成14年 | 4月8日、光明寺住職稀雲浩昭大和尚、入山式。 7月8日、大本山永平寺皇祖道元禅師750回大遠忌参拝。 7月18日、財団法人保光会解散、光明寺護持会となる。 |
平成15年 | 光明寺二子町庵寺増改築工事竣工。(光明寺から御本尊・須弥壇等一式寄贈される) 11月10日、光明寺小庫院落慶式。 光明寺本堂雨漏り修繕・本堂内改装工事・境内地環境整備等平成の大事業開始。 |
平成16年 | 10月17日、大蔵山光明寺第30世住職稀雲浩昭大和尚、晋山結制法要。 10月24日・25日、大本山総持寺参拝。 |
平成18年 | 6月、庫裡等解体。 奥州佛心塾発足。 梵鐘火入れ式(京都太秦)。 光明寺吉祥講創立120周年記念。 6月17日、大檀越岩城家墓所修復工事落慶法要。 |
平成19年 | 本堂脇に新たな庫裡を建築。外構境内整備工事完了。 併せて鐘楼堂、開山堂も整備 |
平成20年 | 6月13日〜15日、大本山永平寺3世徹通義介禅師700回御遠忌参拝。 |
平成21年 | 8月31日、光明寺イベント開催(般若心経、無我と意識の音楽)。 8月より「IBCラジオあったか法話」に出演する(以降数回行われる)。 |
平成22年 | 6月1日、江刺氏末裔江刺博道夫妻来訪。 8月31日、光明寺イベント開催(チベットの祈りと風景、バイマーヤンジン)。 |
平成23年 | 6月5日及び7月3日、東日本大震災被災地支援活動として、被災児童を江刺に招待。 6月18日、東日本大震災物故者精霊100カ日法要(大本山総持寺より100個のカップローソクを頂戴する)。 9月18日、震災復興支援チャリティーコンサート、(祈り、そして共に歩む、バイマーヤンジン)。 |
平成24年 | 3月11日、「東日本大震災一周忌法要」を行う。 4月24日、曹洞宗岩手県第5教区長に光明寺住職稀雲浩昭大和尚就任。 8月28日、光明寺チャリティー寄席(桂太郎、三笑亭可龍師匠)。 10月20日、諸堂落慶法要並びに得度式。 |
平成25年 | 3月11日、第5教区主催「東日本大震災三回忌法要」が当寺で行われる。 |
曹洞宗について
仏教とは限りない人間の欲望と、自分本位の偏った見方、感じ方から生じる自己と他者の苦しみや悩みの多い生活を、お釈迦さまの教えの下に自分自身の修行(菩薩行)により、明るく希望ある未来へと切り拓いて行くことを教える宗教です。
禅宗とはお釈迦さまのその教えを、坐禅によって「自己を見つめ合いながら生きる」、という生き方で達磨(だるま)大師や数々のお弟子さまによって広められてきました。
そのお弟子さまに洞山禅師と曹山禅師がおり、2人の名前をとって曹洞とし、鎌倉時代に中国(宋)に留学し正伝の仏法を学んだのが道元禅師さまです。
帰国後、大本山永平寺を建立し修行に専念し、『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』などの著述を残し高祖承陽大師さまと呼ばれます。
瑩山禅師さまはその教えを広く大きく日本中に広め大本山總持寺を開山され太祖常済大師さまと呼ばれます。
曹洞宗ではお釈迦さまとお二人を一仏両祖とし敬虔な信心の日常を送ることを旨としております。
伝統 | 曹洞宗はお釈迦さまより歴代の祖師がたによって相続されてきた正伝の仏法です。 |
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日本開宗 | 曹洞宗は今から八百年ほど前鎌倉時代に高祖道元禅師さまが我が国に伝えて、ゆるぎなき基礎をきずかれ、四代目の太祖瑩山禅師さまが一層盛んになさいました。このお二方を両祖大師と申し上げます。 |
大本山 | 福井県の『永平寺(えいへいじ)』(高祖道元禅師さま御開山) 横浜市の『總持寺(そうじじ)』(太祖瑩山禅師さま御開山) |
本尊 | 曹洞宗はお釈迦さまをご本尊として仰ぎます。 |
本尊唱名 | 南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ) |
教義 | わたしたちはみな仏の子であり、生まれながらに仏心を具(そな)えています。しかしそれに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみや悩みのもとをつくっています。ひとたび仏さまに懺悔(さんげ)し帰依(きえ)するならば、心が落ち着いておのずから生活が調えられて明るくなり社会のお役に立つことを喜び、又 どんな苦難にも耐えて生き抜こうとする信念が生まれます。そこに生きがいと幸福とを発見するのが曹洞宗の教えであります。 |
お経 | 修証義(しゅしょうぎ)・般若心経(はんにゃしんぎょう)・観音経(かんのんぎょう)・寿量品(じゅりょうほん)等の諸経典を読誦(どくじゅ)します。 |
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